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~大阪府内最大級の食事付き学生レジデンス~ 「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」竣工 入居者同士の交流を促進する「8つのきっかけ」をデザイン

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2022年2月28日

東急不動産ホールディングス株式会社

東急不動産株式会社

株式会社学生情報センター

~大阪府内最大級の食事付き学生レジデンス~
「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」竣工
入居者同士の交流を促進する「8つのきっかけ」をデザイン

 東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志)と株式会社学生情報センター(本社:京都府京都市、代表取締役社長:吉浦 勝博)は、東急不動産が開発し学生情報センターが運営する学生レジデンス「CAMPUS VILLAGE」シリーズ過去最大級となる、「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」(以下、「本物件」)を新築し、この度竣工しましたのでお知らせいたします。


■大阪府内最大級の学生レジデンス「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」竣工
 本物件は近畿大学より徒歩9分、近鉄大阪線「弥刀」駅より徒歩12分の場所に位置し、大阪府内の食事付き学生レジデンスとしては最大の251戸を誇る学生レジデンスです。周辺には西日本一の学生数を抱える近畿大学をはじめ、大阪商業大学、大阪樟蔭女子大学など多数の大学が集まっており、入居する学生の持つさまざまなバックグラウンドの融合と豊かな交流を醸成します。



■交流を生み出す8つのきっかけ ―充実の交流スペース―
 昨今の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大学への登校制限や授業のオンライン化等、学生生活に制限がかかることにより、学生同士のコミュニケーションの機会が減少しているという声が多く聞かれます。特に初めて一人暮らしをする新入生は、コミュニケーションの希薄化によって孤独感や不安を感じやすいという現状を踏まえ、学生同士のリアルなコミュニケーションを生み出す場として、多様な交流スペースを用意しました。
 本物件では1 階すべてを交流スペースとし、通常の「カフェテリア」、「ラウンジ」に加え、「シェアキッチン」、「シアタールーム」、「スタディールーム」、「プレイルーム」を用意し、様々な生活シーンで入居者同士が交流できる「8つのきっかけ」としてデザインしました。入居者同士の交流や友情の輪が末永く続いてほしいという願いを込め、末広がりの「8(つ)」のきっかけとしています。





■近畿大学との産学連携 ―学生目線での魅力向上プロジェクト―
 ユーザーである学生ならではの視点を取り入れた物件の更なる付加価値向上と、学生への学びの機会提供を目的として、本物件を題材に「学生目線の販促活動」および「入居者同士の交流創出の仕組み作り」という2つのテーマで、東急不動産と近畿大学経営学部経営学科教授 布施匡章ゼミで共同研究を実施しています。
 学生目線の販促活動においては、2月より、本物件のSNSアカウントを通し布施匡章ゼミの学生が物件の魅力発信を行っています。また、入居者同士の交流創出の仕組み作りにおいては、学生ならではの視点を生かした様々な提案がありました。そのうち、「8つのきっかけ」である商店街マップアートや、コミュニケーションボードへの日本地図の掲示、シェアライブラリーについては、学生からの提案を基に実現した取組みです。本プロジェクトで得た、SNSによる販促活動や交流創出の仕組みに関するノウハウは、今後のキャンパスヴィレッジの開発・運営にも活かして参ります。



■共用部家具を通じたサーキュラーエコノミーの実現
 1階共用部については、空間を通じて循環型社会の創造を目指す株式会社船場(所在:東京都港区、代表取締役社長:八嶋 大輔)によるデザイン監修のもと、入居者が日々の生活の中で循環型経済「サーキュラーエコノミー」を身近に感じ、学ぶことができるような空間作りを行いました。資源の調達から製造までを一貫して行う循環を前提としたサーキュラーデザインを、日常的に使用する机や椅子等の家具やインテリアに取り入れることで、家具を通して資源の循環を実現しています。さらに、ユーザーである入居者が、ただこれらの家具を「つかう」だけではなく、同時にサーキュラーデザインを取り入れたものづくりの背景を「知る」ことができる学びの機会も提供いたします。
 今回、サーキュラーエコノミーを実現する取組みとして、以下の3つの取組みを実施しました。
(1)森林の循環を促す国産木材の活用
 岐阜県飛騨市を拠点とする「株式会社飛騨の森でクマは踊る」(本社:岐阜県飛騨市、代表取締役:岩岡 孝太郎、松本 剛)の協力のもと、飛騨の広葉樹を活用した家具を制作しました。既存の木材流通では家具になりにくい木の部分を敢えてデザインとして生かすことで、森林資源に新たな価値を与え、森林の循環を促します。
  

(2)資源の循環を促す廃材や再生資源の利活用
 本来の役割を終えて廃棄されてしまうモノを資源として活用する「アップサイクル家具」を製作いたしました。本物件の工事現場から排出されたケーブルドラムをテーブルにアップサイクルする等、元の姿・形を生かしつつ、新たな家具として再生する取り組みを行っています。
(3)ユーザーが資源循環に触れられる機会の提供
 1階の共用空間全体をバーチャルギャラリー化し、ギャラリー上に(1)(2)によって生み出された家具が完成するまでの背景やストーリーを掲示することで、ものづくりの背景を可視化しました。ものづくりの裏側を公開することで、ユーザーである入居者やバーチャルギャラリーに訪れる人が資源循環に触れ、学ぶことができる機会を提供します。
 別紙には、それぞれの取組みの詳細内容や家具作りの背景を掲載しています。
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■防災面での取組み
 本物件では、有事に備えた防災面での取り組みも実施しています。敷地内には災害時用トイレとして「マンホールトイレ」を設け、エントランスアプローチには、「かまどベンチ」を4台設置しており、通常時はベンチ、災害時には炊き出し用のかまどとして使用することができます。また施設内各階に防災備蓄倉庫を設け、入居者251名と管理人分の防災備蓄用品を保管しています。



■物件概要
キャンパスヴィレッジ大阪近大前
住所:大阪府東大阪市友井五丁目1番48
交通:近鉄大阪線「弥刀」駅 徒歩12分 近畿大学徒歩9分
構造規模:鉄筋コンクリート造 地上12階建
敷地面積:1,514.54㎡(458.14坪)
延床面積:6,529.14㎡(1,975.06坪)
間取り:1R(16.21㎡~18.79㎡)
竣工:2022年1月31日
入居開始:2022年3月1日(予定)

 

 

<本リリースに関するお問い合わせ先>
東急不動産株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報室:林

Mail:tlc-hodo@tokyu-land.co.jp

 

株式会社学生情報センター 広報室 寺田
TEL:090-9997-0457
Mail:ritsuko-terada@tokyu-nasic.jp

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