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「学生アルバイト実態調査2017」報告

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2017年11月16日
ナジック学生情報センターグループ
株式会社ナジック・アイ・サポート
経営企画部 広報室 寺田
075-352-0122/090-9997-0457

「学生アルバイト実態調査2017」報告

 株式会社ナジック・アイ・サポート(本社:京都市下京区、代表取締役社長:長町基志)は、大学、短大、専門学校から委託を受け運営している「学生アルバイト情報ネットワーク」(学校別アルバイト情報サイトhttps://www.aines.net/)の利用者並びに学生情報センターグループが管理する学校寮等の入寮者を対象として、2017年10月にアルバイトとインターンシップの実態調査を行いました。調査結果がまとまりましたので、概要をご報告申し上げます。

1.学生は「カフェ」でのアルバイトを希望しているが、最も経験が多いのは「食事がメインの飲食店」

「試験監督やイベントスタッフなど短期アルバイト」を経験した学生は48.2%、今後希望するのは46.2%で、ともに1位でした。経験した職種は、「食事がメインの飲食店35.0%」、「学習塾の講師27.7%」、「倉庫内作業、配送、引っ越し、工場内作業23.5%」と続いています。24.8%の学生がカフェでのアルバイトを希望しているが、経験した学生は13.2%であり、狭き門となっています。

2.学生のアルバイトは1週間に20時間未満、土日中心で、平日は22時まで

1週間のアルバイト時間について質問したところ、「週10時間以上20時間未満」と回答した学生が最も多く46.9%で、「週10時間未満」の34.8%と合計すると週20時間未満は81.7%となっています。「土日祝などの休み」が66.4%であり、「授業終了後22時まで」が48.6%であることから、学業優先で、授業に差し支えない程度にアルバイトに従事していることがわかります。

3.学生がアルバイトを選択するときに重視するのは、シフトの融通性、時給、自宅の近く

学生がアルバイトを選択する時に重視するのは、「シフトの融通性」が71.2%と高く、次に「時給が高い」、「勤務地が自宅の近く」、「興味のある仕事内容」となっている。「学校の近く」は15.2%と低い。アルバイトを辞めるきっかけも、1位が「シフトの都合が悪くなった」、2位が「学業との両立ができなくなった」と、学業や学生生活を優先する傾向が強い。

4.アルバイトを卒業するまで続けたい学生は31.2%、長期と短期アルバイトを組み合わせる学生は61.9%

「卒業するまで続けたい」に「1年以上続けたい」22.5%と「2年以上続けたい」5.4%を合計すると、59.1%が1年以上の継続を希望している。6か月以上だと合計85.9%となります。また、長期アルバイトをしながら短期アルバイトに取り組んでいる学生は32.4%、長期アルバイトに加えて今後短期アルバイトに取り組みたい学生が29.5%おり、合計すると61.9%。長期アルバイトは定着率が良く、短期のアルバイトを組み合わせるのが最近の学生の主流といえる。

5.学生アルバイトを開始するのは学校生活に慣れた7月以降が多い

アルバイト開始時期は、入学後4月~6月に開始している学生が38.9%でした。7月以降に開始している学生が41.4%もおり、学生生活に十分慣れてからアルバイトを始める傾向があります。ここにも学業優先の傾向が表れています。

6.学生ならではのアルバイト情報をスマホで求めており、紙情報は人気がない

「紙情報の方が便利」と回答した学生は2.3%しかおらず、「スマホでの情報入手」を支持した学生は48.5%でした。「学生ならではの情報」、「学生の勤務事情に合った仕事」を求める傾向も強く、学生はフリーターや主婦とは違った募集条件のアルバイトを、異なるメディアで探していると言えます。

7.学生が希望する時給は全国で1,000円、関東で1,100円

現状の時給は全国で950円、関東で1,000円となっており、現状よりも50円から100円多い時給を
希望しています。1,500円以上の時給を希望する学生は全国で10.7%、関東では17.8%もおり、
優秀な学生の獲得は益々難しくなってきています。

8. 2週間以上のインターンシップは有給が人気

「インターンシップに参加した」32.9%、「インターンシップに参加したい」46.0%を合計すると
78.9%となり、インターンシップへの学生の関心の高さが窺えます。インターンシップは短期にな
るほど無給の希望が高く、2週間程度以上の長期インターンシップに関しては経済的な負担が無く、
責任感を伴う実務が体験できる有給タイプの希望が強くなります。

詳細は「学生アルバイト実態調査2017」をご参照ください。ダウンロードはこちら

株式会社ナジック・アイ・サポートの概要(ナジック学生情報センターグループ)
設立:2001年
所在:京都市下京区
代表者:代表取締役社長 長町基志
ナジック学生情報センターグループの概要(平成29年4月1日現在)
創業:1975年
所在:京都市下京区
代表者:株式会社学生情報センター 代表取締役社長 吉浦勝博
従業員数:620名(グループ計)
事業内容:学生マンション事業、学校寮企画運営事業、学校公認学生アルバイト情報の提供、
有給インターンシップ(ワークプレイスメント)、コーオプ教育の推進事業、社会貢献活動の支援事業

コーポレートサイト:
㈱学生情報センター:http://www.nasic.co.jp/
ナジック学生マンション:http://749.jp/

学生情報センターは、2016年11月14日より東急不動産ホールディングスの一員になりました。

ナジックは、国内唯一の学校公認アルバイト情報サイトの運営や有給インターンシップやコーオプ教育の推進及び留学生支援、また、学生マンションの管理運営や生活支援など学生生活の質の向上をトータルに支援しています。

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