デザイナーズ学生マンション「02／HM」メディア向け内覧会を開催

2020年10月8日、名古屋市千種区に竣工したデザイナーズ学生マンション「02／HM」のメディア向け内覧会を開催しました。
「02/HM」は、成瀬・猪熊建築設計事務所が全体設計を担い、愛知淑徳大学 創造表現学部 創造表現学科の間宮晨一千先生および 椙山女学園大学 生活科学部 生活環境デザイン学科の𣘺本雅好先生の研究室で建築・インテリアを学ぶ4年生7名が、総戸数24室の うち4室の内装デザインを研究課題として手掛け、モデルルームとして公開しています。 各部屋のコンセプトは、｢Vintage Chachette｣、｢Mon Château｣、｢街の隠れ家｣、｢緑と暮らす部屋｣とし、どこにもない“自分だけ の特別な空間づくり”を追求した作品となりました。この4室は、モデルルームとして供されたのち、希望者が入居する予定です。

 

なお、内覧会の開催にあたっては、マスクの着用や入場時の検温、手指除菌のお願いなど、新型コロナウイルス感染対策を講じた上で開催しました。

 

内覧会の模様

 

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愛知淑徳大学

創造表現学部 創造表現学科 建築・インテリアデザイン専攻

 

街の隠れ家

星ヶ丘のきらきらとした雰囲気とは対照的に、落ち着いたトーンで統一し、少しくすんだ隠れ家のような部屋を提案しています。壁は木材とコンクリートを使用し、家具は青やグレーなど落ち着いた色味のものを選んでいます。

 

緑と暮らす部屋

緑に囲まれ、日々の変化を楽しみながら生活できる部屋。野菜の根を活用するリボーンベジタブルやキッチン栽培など、植物をインテリアとして飾るだけではなく、食材として調理する楽しみも提案しています。

 

 

椙山女学園大学

生活科学部　生活環境デザイン学科

 

Mon Château

女子にとって誰もが憧れるお城での生活。しかし、優雅で華美な空間で生活し続けるのはどうでしょうか。壁やインテリアに柔らかい淡い色を使用しながらも甘すぎない印象にし、“私だけの城”を提案しています。

 

Vintage Chachette

一点物や希少な家具を用い、学生生活を過ごす空間がお気に入りの隠れ家になるよう提案。青と黄を基調とし、それぞれの色が独立しないように切り替えのデザインを活用することで空間全体の統一感を演出しています。

 

 

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マンション新築にあたり、学生に学びの場を提供するプロジェクトが立ち上がり、モデルルームを設計することが、愛知淑徳大学と椙山女学園大学のご理解のもと、2019年10月に決定しました。その後、2大学の学生7名によるデザイン制作が進み、最終デザイン確定まで2度のプレゼンテーションが行われました。プレゼンテーションでは、学生たちが当該マンションの設計を手がけた建築家の先生から直接指導をいただき、デザインのブラッシュアップを重ねて完成に至りました。 2020年9月のマンション竣工にあわせ、モデルルームも完成。学生が研究テーマとして実践するこの取組みを広く知っていただくために、ご協力いただいたマンションオーナー様、指導にあたった先生方、建築家の先生など関係いただいた方々とご一緒にメディア向け内覧会を開催しました。終了後に開催した座談会では、学生の自由な発想を応援しながら完成まで見守るなかで実感した学生の成長や、指導の手応えなど、広くお話しいただきました。
今後も、事業活動を通じて関係者の皆さまのご理解ご協力をいただきながら、学生をご支援する機会をご提供できるよう努めてまいります。

 

◇座談会の詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 

◇このプロジェクトに関するプレスリリースはこちらをご覧ください

 

『デザイナーズ学生マンション「02/HM (ゼロツーエイチエム)」竣工～建築・インテリアを学ぶ学生によるモデルルーム完成～』