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第2回「甦れ日本!高校生アスリート作文コンテスト」開催

2012年12月16日、国連大学本部(東京 渋谷区神宮前)にて、第2回「甦れ日本!高校生アスリート作文コンテスト」表彰式・発表会・交流会が昨年に続き開催されました。

今回も宮城県や青森県、岩手県、福島県をはじめとする東日本大震災の被災地の高校生アスリートから寄せられた作品の中から、厳正な審査を経て選ばれた優秀作品10作品に対して表彰式・発表会が開催されました。

表彰式は、コンテストの主催者である公益財団法人全国高等学校体育連盟会長 三田清一氏の挨拶で幕を開け、その後、賞状授与とご来賓の文部科学省スポーツ・青少年局長 久保公人氏と審査委員長の早稲田大学スポーツ科学学術院長教授 友添秀則氏からそれぞれお祝いの言葉と審査講評を頂戴しました。続いて開催された発表会では、文部科学大臣賞受賞の東北学院高等学校 佐藤駿さん、公益財団法人全国高等学校体育連盟会長賞受賞の青森県立弘前実業高等学校 岩間弘将さん、一般財団法人学生サポートセンター理事長賞受賞の岩手県立黒沢尻北高等学校 佐藤貴大さんによる作文朗読が行われました。佐藤駿さんはサッカー、岩間弘将は相撲、佐藤貴大さんはソフトテニスとそれぞれ異なるスポーツに打ち込んできましたが、東日本大震災により学校生活やスポーツに取り組む環境が激変したにもかかわらず、3人とも周りの支えに感謝しつつ再出発を果たし、優秀な成績を残してきた努力の過程を自分の言葉で語り、会場に集まった学校関係者や高校生の大きな感動を呼びました。

表彰式・発表会終了後は、入賞者と首都圏約70名の高校生による交流会が開催されました。スポーツを通して震災の困難を乗り越えてきた被災地の高校生の体験や各々の競技の話題、そして昨年度の受賞者 阿部彩果さん(日本女子体育大学)、西野千種さん(日本体育大学)の後輩へのメッセージに会場は大いに盛り上がりました。

「甦れ日本!高校生アスリート作文コンテスト」とは
東日本大震災被災の困難を乗り越えて運動部の活動に参加する高校生を対象とした作文コンテスト。
主催は公益財団法人全国高等学校体育連盟、共催は一般財団法人学生サポートセンター、協力はナジック学生情報センターグループ。

<文部科学大臣賞>
右より/全国高等学校体育連盟会長 三田清一氏
東北学院高等学校 佐藤駿さん
文部科学省スポーツ・青少年局局長 久保公人氏

<公益財団法人全国高等学校体育連盟会長賞>
右より/全国高等学校体育連盟会長 三田清一氏
青森県立弘前実業高等学校 岩間弘将さん

<一般財団法人学生サポートセンター理事長賞>
右より/全国高等学校体育連盟会長 三田清一氏
岩手県立黒沢尻北高等学校 佐藤貴大さん
一般財団法人学生サポートセンター理事長 北澤俊和

文部科学省スポーツ・青少年局
局長 久保公人氏

審査委員長 早稲田大学スポーツ科学学術院
教授 友添秀則氏

優秀作品の表彰及び奨学金の支給
優秀作品として選定された高校生10名には表彰状を授与し、奨学金を支給します。

【表 彰】
・文部科学大臣賞-1作品
・(公財)全国高等学校体育連盟会長賞-1作品
・(財)学生サポートセンター理事長賞-1作品
・優秀賞-15作品

【奨学金】
・3年生 5名 70,000円/月 2年間
・2年生 1名 70,000円/月 2年間
・1年生 4名 50,000円/月 3年間

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